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水銀に関する水俣条約について「平成32 年12 月31 日以降は高圧水銀ランプの製造・輸出入が禁止」

概要

平成28年2月2日に締結された水銀に関する水俣条約(以下「水俣条約」という。)により、平成32年12月31日以降は高圧水銀ランプの製造・輸出入が禁止になりました。しかしながら、道路照明を維持していく上で低価格である水銀ランプは現在でも中心的な存在であり、どの自治体にも水銀ランプを使用している照明が沢山残っています。これらを数年以内にメタルハライドランプ、高圧ナトリウムランプ、LED 照明などへの計画的な切替えが必要です。

水俣条約とは

水俣条約は、水銀及び水銀化合物の人為的な排出から人の健康及び環境を保護する目的で、水銀の採掘、貿易、製品や製造プロセスへの使用、排出等の規制を包括的に定めた国際条約です。

「地球規模の水銀および水銀化合物による汚染や、それによって引き起こされる健康、および環境被害を防ぐため、国際的に水銀を管理することを目指すものである。2013年からは日本国政府が主導して、発展途上国で水俣病のような水銀による健康被害や環境汚染が起きていることから悪化を防ぐために一定量以上の水銀を使った製品の取り引きなどを国際的に規制する目的で採択させた条約」(Wikipediaより抜粋)

道路照明への対応

道路照明への水俣条約の対応は、岩崎電気により丁寧にまとめられています。岩崎電気のページはこちら「一般照明用の高圧水銀ランプ(HPMV)の製造・輸出・輸入が2020年末日までに禁止されます。」

一部、既定の水銀含有量を下回るものは規制されないようですが、道路照明用の高圧水銀ランプについては、水銀含有量に関係なく平成32年12月31日以降、製造・輸出入が禁止となるため、メタルハライドランプ、高圧ナトリウムランプ、LED照明などへの計画的な切替えが必要です。既設のランプの継続使用や既に在庫を確保しているランプについては使用することが可能です。

施行方法

施行方法ですが、全ての照明をLED照明に切り替えるのが理想ですが、LEDが高すぎるためそんな簡単にはできないのが現実ですね。以下に水俣条約の主な対応策を示します。お金のない地方の自治体であれば、主要駅の近くだけLED化して、その他は方法1で乗り切るしかないのでしょうか?今後の道路照明の動きに注目です。

  • 方法1 経口が同じ(水銀以外の)ランプに切替える
  • 方法2 灯具毎交換する
  • 方法3 灯柱も含め全て新設する
代表施行方法
施行方法1 方法1
【メリット】工事費が殆どかからない、工期が殆どかからない
【デメリット】灯具によって向きが異なり、期待の照度が得られない
【その他】安定期の交換も必要
施行方法2 方法2
【メリット】短い工期でLED化が実現でき、電源が一体になっているLEDなども導入できる
【デメリット】灯柱の種類に合ったアダプタの選定が必要(色々なポールを一度に更新する場合に面倒)
【その他】アダプタと灯具の費用がかかるため、方法1より価格が少し高い
施行方法3 方法3
【メリット】ポールの高さ等も含め、時代に合った設置により確実な照度の実現できる
【デメリット】計画的な更新が必要なため、全て更新するのに数年かかる
【その他】莫大な資金と工事計画は必須
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