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自動点滅器の仕組み

道路照明のON、OFFの切替え方法

道路照明の役割は、夜間の暗い時間に車道や歩道を照らし、交通のサポートをするものです。当然、明るい時間は点灯している必要がないため、道路照明の回路内部にはON、OFFする切替えスイッチが必要です。切替えの方法は主に2種類あり、タイマーにより制御する方法と、自動点滅器により切替えを行う方法です。自動点滅器は光を吸収すると内部回路のスイッチがオープンになり、照明が消える仕組みになっています。タイマーは、設定した時間に消灯や点灯をします。どちらの方法を用いてもそれぞれメリットとデメリットがあり、どちらを使用するかは設計者の考えによるところが大きいです。今回は2つの方法を比較した上で、後者の自動点滅器の仕組みについてまとめています。

各切替え方法のメリット・デメリット

各切替え方法のメリット・デメリット
方法 メリット デメリット
タイマー制御 ある程度明るい曇天の時に無駄に点灯しない 点くべき時に点いていない場合がある(春夏秋冬で日没時間が変わった時、曇天時)
自動点滅器 大して暗くない曇天時に誤点灯して電気代を無駄にする 季節によって変動する日没時間を気にしなくて良い

自動点滅器の仕組み

自動点滅器は3線で接続し、電源と負荷のGNDは共通線とします。左記の図の①は加熱抵抗体と呼ばれ、日が昇って光が当たると抵抗値が低下します。抵抗値が低下すると、電流が増えて温度が上がります。左記の図の②は温度が高くなると接続部が反るようになり、次第にスイッチがオープンになります。一方、夕方になり空が暗くなってくると加熱抵抗体の抵抗値が上昇し、電流が少なくなって温度が下がり、スイッチが閉じます。以上が自動点滅器の仕組みです。
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